カブ隊は長野県南木曽町の柿其渓谷で
夏の舎営を行いました。
一社三重銀行前に集合。いつもより心なしか
早くスカウト達も集合。セレモニー後、一社を出発。
千種駅からJR中央線で十二兼駅へ。
十二兼駅から徒歩で木曽川支流の柿其渓谷
を目指しました。この舎営では渓谷の宿
いち川 さんにお世話になりました。
入所式後、チャレンジ章の通信士の項目取得
を目指し手旗訓練、カブブックの履修。基本の
14原画を覚えます。ボーイ隊に上進して、もっと
高度な手旗訓練に臨む際に困らないようしっかり
覚えましょう。
手旗訓練後は工作。クリップモーター作りと、
魚を捕るわなのペットボトル“びんどう”を作製。
初日に予定していた川遊びは前日までの雨による
増水で残念ながら中止。
夕食はバーベキュー。通り雨に降られましたが、
リーダーの活躍と江戸時代の古民家“そまの家”
を使わせて頂き、スカウトも皆、満腹。
雨の中準備頂きましたリーダーさん有り難うございました。
夜は宿舎の温泉に入浴。ゆっくり汗を流しました。
次にドキドキの肝試し。ランタンの明かりだけを頼りに、
宿舎近くの祠に一人ずつお参りし自分の石を持って
帰ってきます。柿其の夜は真っ暗。皆が尻込みを
する中、志願のうさぎスカウトが1番、2番手で挑戦。
宿舎でも組長次長会議の間、残った鹿、うさぎスカウト
で手旗の自主練習。頼もしい。
夏の舎営2日目は快晴。ボールを使ったモーニング
ゲームで体をしっかり目覚めさせた後、朝食。
追跡ハイクに出かけます。目印を辿って柿其渓谷の
恋路のつり橋を渡り、黒渕、牛ヶ滝、恋路峠を回ります。
途中のポイントでは、組対抗のロープ結び、手旗読解
競争をしました。また、恋路峠からは遠く木曽駒ケ岳
を望む事ができました。
宿舎での昼食後、いよいよスカウトお待ちかねの
川遊びです。まだ普段より水かさが高く、川くだりは
できませんでしたが、いかだを作り、川に浮かべ乗る
ことが出来ました。川の水は冷たいですが、スカウト達
は全く平気です。大きな石から川に滑り降りたり、タイヤ
チューブに乗って小さな滝を下ったり。水鉄砲も登場。
スカウトも本当に夢中で皆の歓声と笑顔でいっぱいです。
でも最も楽しんでいたのは今回の舎営も大車輪の活躍
をして頂きましたS副長のようでした。 （有り難うございました）
工作で作ったペットボトル“びんどう”をしかけます。
これで魚が取れるのか？？？スカウト達も半信半疑。
（後で宿の女将さんから「サンショウ魚がかかることもある」
との話しをお聞きし、ワクワク。翌朝“びんどう”を
引き上げた所、アジメドジョウと、ヨシノボリのような魚が
合計5匹取れました。スカウト達も大喜び。 ）
もっともっと川で遊んでいたかったけれど時間が来て
しまいました。宿舎に戻り、風船をスイカに見立てた
スイカ割りゲーム。簡単そうに思えてなかなか割れま
せんでした。夏の日ざしの下、満足するまでスイカを
頂きました。 夜は営火です。1組は「ドレミの歌」、
「劇-どうして海の水は塩味なのか」。2組は「光の路」、
「クイズ-ミリオネア」。リーダー出し物は「UFOと宇宙星人」、
「宇宙怪獣チョキチョキ」、「我は大蛇」。
営火の最後に、南木曽 柿其の山の神からお話しをお聞きし、
スカウト達も自然の有り難さ、大切さに改めて気づいたの
ではないでしょうか。
夏の舎営最終日は、モーニングゲームでスタート。
朝食後、手旗ゲーム。川で“びんどう”を引き上げ、少しだけ
水遊び。宿舎に戻り3日間使わせて頂いた部屋を掃除。
その後、とっても美味しいカレーライスの昼食。
退所式。お世話になった、いち川の女将さんに感謝のエール。
そして、同じく柿其の地、自然に感謝のエール。
ありがとう！ウォー！ウォー！ウォー！
女将さんに頂きましたきれいな色の飴は十二兼駅でスカウト皆
で頂きました。 温かいお心遣いを有り難うございました。
今回の舎営ではヘビ、トカゲ、ホタル、サワガニ、カナブン、
大きなガ、等たくさんの生き物、見たこともないキノコや、
コウヤマキ、ネジ花、ホウの木などの植物にも出会いました。
疲れ知らずで元気なスカウトも、3日間めいっぱいの活動で、
帰りの電車の中は、しばしのお昼寝。おやすみなさい。
一社駅到着後、終わりのセレモニー。 お出迎え頂きました
保護者の皆さん、ボーイ、ベンチャー隊のリーダーさん
有り難うございました。
舎営の節目で恒例の新たなゴールデンスカウト選出。
皆の手本として、 カブ隊の 「さだめ」を実践して下さい。
セレモニー後、仲良しの輪で解散。本当にあっという間に
過ぎた楽しい楽しい夏の舎営。 涼しい柿其渓谷から
名古屋に戻るとすっかり夏の空。スカウト達の元気が夏を
連れて来たようです。7月の活動も残すところ、後一回。
そして、活動目白押しの8月。夏本番を迎えます。
暑さに負けないように元気に思いっきり楽しみましょう！
